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White Roll
作詞、作曲、実演、録音:奥様レコード
1996.11.4


(1)
君はいつも僕の手のひらに 優しくそっと 僕に身を寄せて
わずかな時を共に過ごしてた 涙をこらえて ただ見送るだけ

愛の意味 明日の夢 見つけられずに
そんな言葉で ごまかして
ほんのわずかな 時の中
自分の心で 見つめていたい

White Roll. White Roll… いつも僕らは 君の背中を借りて
White Roll. White Roll… そんなときには 大切さ気づかない

だけど今 君のこと 大切さ 今分かる
帰らない 君だけど ずっと心にきざまれて

White Roll. White Roll… 僕はまたいつか ハンカチーフを借りて
White Roll. White Roll… 君のことを 思い出したよ

(2)
桜の花が咲いていくように 流れる景色 君は何を思う
ほんの数秒のギャラクシー 自分の人生 疑問を投げかける

水の中 君の夢も 捨ててしまうのか
かなわぬ事と 人のせいにして
まるでなにかを 拭うように
自分を捨てて 僕らを守ってた

White Roll. White Roll… 君がいたから 輝ける僕がいた
White Roll. White Roll… そんなときには 大切さ気づかない

だけど今 流れてく 水しぶき 涙のよう
帰らない 君だけど 夢に溶けて明日を待つ

White Roll. White Roll… 僕はまたいつか ハンカチーフを借りて
White Roll. White Roll… 君のことを 思い出したよ

だけど今 君のこと 大切さ 今分かる
帰らない 君だけど ずっと心にきざまれて

White Roll. White Roll… 僕はまたいつか ハンカチーフを借りて
White Roll. White Roll… 君のことを 思い出したよ

君のことを 思い出したよ

 この曲は、ある日久しぶりに顔を見せた友人と飲みに行き、 次の店にはしごしようと、手元にある日本酒を二人で一気のみした。
 電車に乗ってゴトゴトゆられるうちに、便意を催してきたのだった。
 酒の勢いもあったせいか、その車両にトイレがちょうどあったせいか、 便所に駆け込み、用を足した。そして見た物は、芯 だけになった、トイレットペーパーだった。
 マジぃーーー。そう思ったのは後の祭り。それはそれ、酒の勢いもあって、 切れもよかったせいもあり、パンツをはいて何食わぬ顔で、トイレから出ていった。
 事情を二人で話し合った結果、そっとハンカチーフをくれた、いい友人がそこにいた。
 私は涙が止まらなかった。涙を浮かべながら心で「ごめん」と言いながら、友人のねぇちゃんが 友人の誕生日にプレゼントしてくれたらしきハンカチーフで、拭(ぬぐ)わせてもらった。 ついでに、芯も使って...

 そういう設定ですかね、設定!! 設定!!!  (ほんとは実話!?)

 最近の便所は掃除が行届いてて、紙がなくなることはないし、予備の紙は必ずある。当たり前と思っているものがなくなっていたとき、初めてその有難味に気付く。
 忘れかけていた気持を思い出し、たまにはトイレットペーパーに感謝してみるのもいいんじゃないですかね。 この曲を聴きながら...

 曲調はポップに作ってみました。この曲はVS880を使用して作った2曲目あたりの曲と思われます。
 曲に起伏がないのが、残念です。

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